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2008年、医療界のキーパーソンは誰?◆Vol.3

医師調査 2008年12月26日 (金)  村山みのり(m3.com編集部)

Q.3 2008年の医療界のキーパーソンは誰だと思われますか? 【 】内の数字は、勤務医・開業医双方の回答数の合計。 第1位は舛添要一厚生労働大臣。医療政策の舵を取る立場にあり、「安心と希望の医療確保ビジョン(舛添会議)」をはじめとする各種検討会の立ち上げとそれらへの自らの参加、また各地の医療現場の視察など、積極的な活動が評価されたものと考えられる。 勤務医・開業医の回答の合算では、2位は4月に日本医師会会長に再選された唐澤祥人氏。3位は『医療崩壊』『医療の限界』などの著者である小松秀樹氏。臨床医の立場からの医療の現状への問題提起が、多くの医療者の支持を集めた。 上位5人に入った顔ぶれは、順位差はあるものの、勤務医・開業医ともに共通する結果となった。 一方、勤務医・開業医の回答の片方でのみ20位以内にランクインしたのは、勤務医では嘉山孝正氏(山形大学医学部長)、末松誠氏(慶應義塾大学医学部長)、樋口範雄氏(東京大学大学院法学政治学研究科教授)、村上智彦氏(医療法人「夕張希望の杜」理事長)で、4人中3人が大学関係者だった。また、開業医では高原晶氏(長崎県諫早医師会会長)、原中勝征氏(茨城...