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「合併症」は要因により「併発症」への言い換えを推奨◆vol.4

医師調査 2008年12月18日 (木)  村山みのり(m3.com編集部)

【使用レベル(全問共通)】 1 よく使うし、説明することはほとんどない 2 よく使うが、時々補足説明をする 3 使用するが、補足説明をすることが多い 4 誤解されやすいので、できるだけ使わない 13 副作用 【言い換え例】 ・ 薬などの治療手段による、好ましくない体の反応 ・ 薬剤の予期しない作用 ・ 目的とは違った困った作用 ・ 「ぶつぶつが出たり調子が悪くなったりすることがあります」など、できるだけ具体的に起こり得る症状を伝える。 ・ 薬が体に合わないことがあります。何でも体に合う合わないがあります。食べ物でも一緒ですね。 8割近くの医師が説明なしに使用しており、コメントでも「みんな知っている」などの意見が多かった。 一般の認知度が高い言葉である一方で、国語研の調査では、「副作用」に関する患者の誤解として、漢方薬には副作用がないと思っている人が27.0%、また副作用を心配して薬の服用をやめたり量を減らしたりしても良いと思っている人が26.1%いた。薬で副作用が出た場合、患者はそれを「悪い薬」と認識し、さらに処方した医師を「悪い医師」と思うこともあるため、日ごろから「薬には必ず副作用...