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「頓服」、自分が処方された経験からの誤解多数◆vol.3

医師調査 2008年12月16日 (火)  村山みのり(m3.com編集部)

【使用レベル(全問共通)】 1 よく使うし、説明することはほとんどない 2 よく使うが、時々補足説明をする 3 使用するが、補足説明をすることが多い 4 誤解されやすいので、できるだけ使わない 08 炎症 【言い換え例】 ・ ばい菌やアレルギーの原因になるものと体が戦っている状態 ・ ウィルスや細菌が入ったことなどに対して身体が戦っているときに、熱が出たり腫れたり赤くなったり痛くなったりすること ・ 風邪をひいたときなどに、のどが腫れて赤くなるような状態 ・ 体の中に不都合があり、それを排除するための生体反応 ・ (補足説明)防御するための反応でもあるが、強すぎて体の状態を損なう場合も多い 「できるだけ使わない」とした医師(「4」選択者)はわずか1%強と、使用率の非常に高い単語。「炎症は、新聞や雑誌などで通常使われる一般語レベルと考える。腫れなどと言い換えると『腫れたりはしていません』と言い返す患者も少なくない」とする意見もあった。 09 対症療法 【言い換え例】 ・ 根本治療ではないが、今困っている症状を和らげる治療 ・ 根本的な治療ではなく、痛み等、出てきた症状のみを取ることを目的...