自己研修「ほぼ毎日」が最多◆Vol.1

m3.com編集部では、医師の臨床に関する情報の収集方法と自己研修の状況について、アンケートを行った。対象者は、(1)卒後10年以内の勤務医、(2)卒後11年以上の勤務医、(3)開業医のそれぞれを、さらに内科系、外科系に分けた計6グループ（有効回答者数373人）。この調査結果を、3回に分けて紹介する。 【日ごろの自己研修について】 回答者区分 1.卒後10年以内勤務医・内科系 2.卒後10年以内勤務医・外科系 3.卒後10年以上勤務医・内科系 4.卒後10年以上勤務医・外科系 5.開業医・内科系 6.開業医・外科系 Q1：臨床に関する情報を得るために、論文を読んだりウェブサイトを見る頻度、1回当たりの平均時間 【頻度】 【平均時間】 自己研修の頻度は「ほぼ毎日」が約4割で最も多く、「週2-3回」と合わせるとおおむね8割に上った。１回当たりの平均時間は「１時間」が4割、次いで「2時間」が2-3割だった。 「3時間以上」との回答も1-2割を占め、多くの医師がある程度のまとまった時間を充てていることがうかがえる。 Q2：論文を読む１カ月当たり平均本数 「1本も読まない」の割合は開業医の方が勤...