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一度は「大学か市中病院か」の比較が頭をよぎる◆Vol.3

レポート 2008年12月2日 (火)  司会・まとめ:橋本佳子(m3.com編集長)

――臨床研修の必修化以前は、大学病院で研修するのは約7割だったのですが、今は大学病院と市中病院が半々です。「大学病院か市中病院か」という比較はされたのですか。 鈴木 「大学病院か市中病院か」という比較が一度も頭をよぎらない人はいないと思う。慶應の場合は、どうなの?大学に残るか、関連病院に行くかとか……。 平野 まず「大学よりも市中病院」というのが前提。1年間は大学、1年間は関連病院というプログラムもありますが、関連病院に行くか、それ以外かという選択になる。例えば、有名な研修病院に行きたいと考えれば、そこに見学に行き、受験する人もいる。 僕らの代は、前にも言ったように、関連病院に固まってしまったんだけど、1つ上の学生は、北海道など結構地方に行く人が多く、関連病院にはほとんど行かなかった。 座談会は、2時間強にわたった。3人がそれぞれ面識があったわけではないが、最初から気さくに語り合う展開に。 ――学年により相違があると。 鈴木 学年によるカラーって、ありますよ。 平野 うちもあります。 ――関連病院以外に行く人は、どんなモチベーションを持っているんでしょう。 平野 慶應にいると「慶應のお...