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医師6割超、宣言解除目安は「ステージII以下が適切」

レポート 2021年1月26日 (火)  星野桃代(m3.com編集部)

1月8日に1都3県で、1月13日に7府県で発出された緊急事態宣言の期限が、2月7日と近づいてきている。宣言解除の目安について政府は、感染状況を評価するステージIIIの水準まで感染状況や医療提供体制が改善することと示している。 適切だと思う宣言解除の目安についてm3.com会員に調査したところ、政府が掲げる「ステージIII」相当と答えたのは医師の21.9%にとどまり、66.1%は「ステージII以下相当」と回答した。 なお、政府が掲げる目安のステージIIIは「感染者の急増および医療提供体制における大きな支障の発生を避けるための対応が必要な段階」で、基準の数値は、最大確保病床の占有率20%以上、人口10万人当たりの新規報告者数と全療養者数が15人以上、PCR陽性率10%など。ステージIIは「感染者の漸増および医療提供体制への負荷が蓄積する段階」で、基準となる数値はない。 Q. 緊急事態宣言の解除の目安について、適切だと思うものをお選びください。 いずれの職種も「ステージIII相当」と答えたのは20%程度にとどまり、大多数が「ステージII以下相当」と回答。政府の掲げる目安と、医療従事者が適切と...