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東大など10大学が100%充足、2008年度マッチング

レポート 2008年10月17日 (金)  橋本佳子(m3.com編集長)

10月16日に公表された2008年度の医師臨床研修マッチングの最終結果を大学病院の本院に限って分析してみる(全体的傾向は、「依然続く研修医の大学病院離れ、2008年度マッチング」を参照)。 募集定員に対するマッチ者数(その病院に決まった研修者数)の割合(定員充足率)が100%だったのは、東大をはじめ計10大学(表1)。これらの大学の多くは、9月12日の中間公表でも多数の1位希望者を集めていた(「1位東京医科歯科大、2位東大、3位京大」参照)。 以下、90%台9大学、80%台13大学、70%台8大学、60%台11大学、50%台14大学となっている。一方、定員充足率が50%未満も14大学あった。 なお、臨床研修病院について見ると、研修医に人気の高い病院はほぼ決まっている。マッチ者数が多いのは、国立国際医療センター戸山病院(東京)41人、国立病院機構東京医療センター(東京)28人、国立病院機構九州医療センター(福岡)28人、倉敷中央病院(岡山)28人、総合病院国保旭中央病院(千葉)22人、沖縄県立中部病院(沖縄)22人、岩手県立中央病院(岩手)20人、虎の門病院(東京)20人、聖路加国際病院...