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1位東京医科歯科大、2位東大、3位京大

レポート 2008年9月16日 (火)  橋本佳子(m3.com編集長)

医師臨床研修マッチング協議会が9月12日に集計した「中間公表」によると、2009年度からの卒後臨床研修のマッチング参加者は8417人、うち7102人(84.4%)が中間公表の時点で希望順位を登録したことが明らかになった。 このマッチングは卒後2年間の臨床研修先を決めるシステム。マッチング参加者の大半は医学部6年生(一部、既卒者も含む)で、医学生が研修を希望する病院(プログラム)を選び、順位を付けて提出する。 参加者一人当たりの平均登録プログラムは3.47(最小1、最大は40)。2009年度からの研修では、大学病院で医師不足として、内科、外科、救急、小児科、産婦人科などを重点的に「特別コース」の形で研修するモデル事業(『40大学で臨床研修のモデル事業を実施』を参照)がスタートするが、「特別コース」の研修を1位希望する学生も見られた。 医学部を持つ大学と医科大学、計79大学の本院を研修先として1位希望した参加者の数(1位希望人数)でランキングしたのが、表1だ。マッチ率とは、定員に対する1位希望人数の割合。 トップは東京医科歯科大、2位東大、3位京都大。この3大学は昨年も上位に入った。一方、...