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医師会員の喫煙率、過去最低の男性7.1%、日医調査

レポート 2021年1月27日 (水)  岩崎雅子(m3.com編集部)

日本医師会の今村聡副会長は、1月27日の定例記者会見で、第6回日本医師会員喫煙意識調査の結果を報告した。2000年から4年に1度実施している調査で、6回目となる2020年は、喫煙率が男性7.1%、女性2.1%とともに過去最低を記録した(資料は、日医ホームページ)。 第6回調査は2020年1月から10月にかけて実施。無作為に抽出した7500人(男性6000人、女性1500人)に発出し、5588人から回答を得た(内99人が無効)。同調査は1999年にWHO(世界保健機関)が「医師は喫煙すべきではない」と提唱したことを受け、2000年から4年に1度実施しており、2000年の喫煙率は男性27.1%、女性6.8%だった。その後、調査の度に喫煙率は低下し、今回の調査では男性7.1%、女性2.1%に減少した。 (「第6回(2020年)日本医師会員喫煙意識調査報告」より) 年齢別に見ると、男性で最も喫煙率が高いのは20~39歳の9.0%。女性は60~69歳の3.3%だった。女性の50~59歳、60~69歳以外の年齢階級で、2016年の調査から喫煙率は減少した。 診療科別に見ると、男性で最も喫煙率が高い...