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09年度予算「勤務医対策は診療報酬で手当てすべき」◆日医

レポート 2008年9月5日 (金)  村山みのり(m3.com編集部)

◆福田首相の辞任表明への日医見解 (担当理事:竹嶋康弘氏) 福田首相の辞任表明について、竹嶋康弘理事は「社会保障改革の実現に向けて、日本医師会としては福田政権に少なからず期待を寄せていただけに、その陣頭指揮に当たっていた福田首相の突然の辞任は衝撃だった」とコメントした。 福田首相が社会保障に関して「国民の目線からの改革」に取り組む政治姿勢を明確にかざしたこと、社会保障費の国庫負担年2200億円の削減について、初めて「限界がある」との見解を示し、その抑制路線を転換しようと試みる方向性へと道筋をつけたことを評価。一方で、「その具体化・実現へ向けての道のりは半ばであり、次期首相・内閣が、福田首相の示した社会保障のあるべき姿に向かって進み、実現を図ってくれるよう切に望む」として、今後も2200億円削減撤回を要請していく姿勢を示した。 また、今後の自民党との関係についての質問に対しては、「自民党政権が、社会保障費を歳出削減のターゲットとしてきたのは確かであるが、その背景には、財務省による予算支配があり、それを覆すだけの強靭な体力が自民党になかったと言える。一方で、日本医師会は様々な場所でロビー活...