「地域医療崩壊阻止のための総決起大会」開催

7月24日午後、都内で国民医療推進協議会の主催による「地域医療崩壊阻止のための総決起大会 -- 社会保障費の年2200億円削減撤廃 --」が開催された。2009年度予算概算要求に関する閣議了解を目前に控え、「社会保障費の年間2200億円機械的抑制の撤廃を望む国民の声を政府に届ける」ことが目的。 協力団体である東京都医師会をはじめ、全国の都道府県医師会はすべて参加、国民医療推進協議会に加盟している約40の医療関係団体もほとんどが出席した。500席ほどの客席は満員、通路や会場後方にも多くの立ち見が出た。 全国から500人を超す参加者が集まった 開会宣言の後、国民医療推進協議会会長・唐澤祥人氏、東京都医師会会長・鈴木聰男氏が挨拶。「『安心と希望のビジョン』というが、誰一人として「安心と希望のビジョン」を持っている人はいない。『安心と希望のビジョン』の中に、あるいはその先に夢はあるのか、非常に大きな不安を持っている。人手不足の問題、医療崩壊、勤務医の過重労働など、様々な問題はすべて年2200億円も削減したことから生じている。こんな事態はもう終わりにしよう」と呼びかけた。 続いて行われた来賓挨拶...