後期高齢者診療料「既に算定した」は25%◆Vol.19
スペシャル企画
2008年5月23日 (金)
村山みのり(m3.com編集部)
Q.1後期高齢者診療料を算定するための届け出を行ったか 後期高齢者診療料の届け出状況については、5月14日の厚生労働省「全国高齢者医療・国民健康保険主管課(部)長及び後期高齢者医療広域連合事務局長会議」において、4月14日までのデータ(速報値)が提出されている。(『号外 速報!「後期高齢者診療料」の最新届け出状況』参照) この資料では、届け出状況の全国平均は23.7%となっており、今回の調査では39%でこれより高い割合となっている。4月後半以降にも届け出が進んだこと、当調査の回答者属性の違いなどが要因と考えられる。 Q2(Q1が「行った」の場合のみ)既に当該点数を算定したか 届け出を行った診療所のうち、既に後期高齢者診療料を算定したのは64%。対全体比では、25%に相当し、4施設中1施設が算定していることが分かる。 Q3(Q2が「した」の場合のみ)75歳以上の外来患者のうち、何%程度がこの点数 の対象となったか 後期高齢者診療料は、届け出を行っても、患者によって同点数を算定するか従来通り出来高で算定するかを選択することができる。Q3により、75歳以上の外来患者のうち実際にこの対象となる...
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