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慰労金、勤務医67.4%「20万」、開業医49.7%「5万」

レポート 2021年2月6日 (土)  小川洋輔(m3.com編集部)

新型コロナウイルス感染症(COVID-19)などの対応に当たる医療従事者に対する最大20万円の慰労金の申請が始まってから半年程度が経過した。m3.com編集部が受給状況を尋ねたところ、開業医の77.2%、勤務医の75.5%が既に慰労金を受け取ったと回答した。 慰労金は勤務先や勤務状況などによって、5万、10万、20万円の3区分があるが、勤務医の67.4%(未受給含む)は20万円、開業医の49.7%(同)は5万円の対象だった。薬局は支給の対象外となったため、薬剤師では43.7%が「未申請・対象外」と回答した。 Q 2021年1月現在、慰労金を受け取りましたか。 慰労金は、勤務先でCOVID-19の入院患者を受け入れている場合は1人20万円、実際には患者を受け入れていなくても都道府県から役割を設定された医療機関に勤めている場合は1人10万円、その他の診療所などで働いている場合は1人5万円が、それぞれ支給される。そのため、勤務医では20万円、開業医や歯科医では5万円が対象となるとの回答が多かった。 支給などの手続きは都道府県ごとに行われる。「まだ受け取っていない」との回答は、奈良県(n=41...