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診療所250カ所以上でワクチン接種、「練馬区モデル」とは-中島祐二・練馬区健康部住民接種担当課長に聞く◆Vol.1

インタビュー 2021年2月8日 (月)  大西裕康(m3.com編集部)

【中島祐二・練馬区健康部住民接種担当課長に聞く】 Vol.1 診療所250カ所以上でワクチン接種、「練馬区モデル」とは Vol.2 「ワクチンロス対策」「訪問診療を受診している方への接種」 厚生労働省は12月17日付で事務連絡を発出し、COVID-19ワクチンの接種体制構築に向けて市町村業務である住民接種の体制に関する情報発信を開始。翌18日にWeb会議システムを利用した初めての自治体向け説明会を開いたのに続き、年が明けた1月25日、ワクチンに関する追加の情報提供などを含む2回目の自治体説明会を開いた。計2回の説明会を受けて各自治体が体制整備を急ぐ中、第2回自治体説明会の4日後、練馬区は住民接種の体制に関する方針を「練馬区モデル」として公表した。同日付で厚労省が全国の自治体へワクチン接種の体制を整備する際の参考の1つとして活用するよう事務連絡を発出し、一躍、全国区に。 なぜこれほど迅速に計画をまとめられたのか。「『練馬区モデル』は、一度捨てた案だった」と語る同区健康部住民接種担当課長の中島祐二氏に、COVID-19ワクチンの住民接種に向け先頭を走る「練馬区モデル」をまとめた経緯や運用開...