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2021年度国公立全50大学の医学部入試志願者倍率速報

レポート 2021年2月12日 (金)  星野桃代(m3.com編集部)

50の国公立大学医学部医学科の2021年度入試の前期日程全体の志願倍率は3.9倍となり、2020年度の4.0倍からわずかに下がったことが、2月8日時点で各大学のホームページから集計した志願者数速報値で明らかとなった。募集定員は計3597人(2020年度3581人)、志願者数は計1万4152(同1万4190人)だった。後期日程は募集定員計408人(同454人)に対して6787人(同7054人)が応募し、後期日程全体の倍率は16.6倍(同15.5倍)だった。 前期日程の大学別(地域枠等も含む)の倍率は、愛媛大(定員55人)が9.0倍と最も高く、岐阜大(定員37人)の8.7倍、奈良県立医科大(定員22人)の7.0倍が続いた。2020年度の各大学の志願倍率を100とした場合の増減を比べると、福島県立医科大(地域枠30人を含め定員80人)の159.3%、和歌山県立医科大(医療枠15人を含め定員79人)の141.3%、長崎大(定員76人)の140.8%、徳島大(定員64人)の140.4%などで伸びが目立った(『2020年度国公立全50大学の医学部入試志願倍率速報』を参照)。 駿台予備学校とベネッセ...