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ワクチン第1弾以降「3週間ごとに46.8万人+α」で供給へ

レポート 2021年2月26日 (金)  大西裕康(m3.com編集部)

新型コロナウイルス感染症(COVID-19)用ワクチンを各自治体に配布する量の見通しが徐々に立ってきた。2月26日、河野太郎ワクチン担当大臣が記者会見し、医療従事者の「優先接種」に必要な分と「一般接種」のうち65歳以上の高齢者接種に必要な分を、6月末までに配布できるようファイザーと大枠で合意したと発表した。 医療従事者の接種希望者数は、当初の推計を超え約470万人にも迫るとみられるがその全数分を、高齢者はおよそ3600万人分を、それぞれ6月末までに調達し、自治体へ配布する計画。このうち優先接種では、既に配布計画を発表している第1弾の計1000箱(1バイアルから6回採取で117万回分/58万5000人分)で1回目の接種を受ける人が、2回目を打つとの想定で3月22日の週に1000箱(同)を配布する。加えて、同じ週に新たな1回目分として400箱(同46万8000回分/23万4000人分)を配布し、以降は、3週間ごとに、直前に配布した数を基本に、その時点で配布できる分を「プラスα」として上乗せし、徐々に接種者数を増やしていき、「4月中には当初想定していた370万人が1回目の接種は終えられる量」...