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「災害NW、入院調整に貢献」「医療活動調整の中心にDMAT」◆Vol.6

医師調査 2021年3月21日 (日)  岩崎雅子(m3.com編集部)

Q:勤務先の医療機関で、東日本代震災後10年が経ち、震災の経験が生きている、備えが進んでいると感じることはありますか。【複数選択可】 47都道府県で勤務する医師に「震災の経験が生きている」、「備えが進んでいる」と感じることがあるかを尋ねると、「DMAT/JMATなど支援医療チームとの連携強化」が37.1%で最多となった。「特に変化は感じない」は33.8%で2番目に多く、「災害時に向けた院内対応マニュアルの作成」(31.0%)や「災害時に向けた診療マニュアルの強化」(26.5%)が続いた。 大規模災害に向けた訓練をしているかどうかを聞いた被災3県を除く44都道府県の結果と合わせてみると、訓練をしている層では「DMAT/JMATなど支援医療チームとの連携強化」が53.3%で最多。「災害時に向けた院内対応マニュアルの作成」(45.8%)や「災害時に向けた診療マニュアルの強化」(39.0%)が続いた。一方で、訓練をしていない層では「特に変化は感じていない」が48.4%と最多となり、訓練をしている層と大きな差が見られた。 Q:新型コロナウイルス感染症(COVID-19)対策に当たり、東日本大震災...