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被災地の医療関係者不足「深刻、ぎりぎりな状況」◆Vol.7

医師調査 2021年3月23日 (火)  岩崎雅子(m3.com編集部)

Q:今後医療分野において、備える必要があると考えていることはありますか。【複数選択可】 47都道府県で勤務する医師3451人に今後医療分野において備える必要があると考えていることを尋ねると、最多は「災害時に備えた設備度投資」で41.2%だった。「災害時に備えた医療機関間の連携強化」(38.2%)、災害時に備えた行政との連携強化(37.7%)が続いた。 Q:東日本大震災後10年が経ち、災害に対する危機意識はどう変化しましたか。 災害に対する危機意識の変化では、「震災前より強くなっている」が55.5%で最多となり、「震災前と変わらない」は32.9%だった。県別に見ると、「震災前より強くなっている」が7割を超えたのは宮城県、福島県、長野県、高知県、熊本県で、2011年以降に大規模な震災に見舞われた地域が多かった。 Q:東日本大震災後10年が経ち、現在感じている問題や必要だと思うこと、震災直後と変わったと感じていることなどをご自由にお書きください。 【震災前より進んだこと】 地震に対する対策は進んだが、記録的大雨による洪水等の自然災害に対する対策は始まったばかりなので、進めていく方針。災害に対...