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92歳長谷川和夫氏「100歳調査」に意欲 - 長女・南高まりさんに聞く◆Vol.2

インタビュー 2021年3月28日 (日)  聞き手・まとめ:小川洋輔(m3.com編集部)、橋本佳子(m3.com編集長)

◆Vol.1 「生かされるのではなく自分の意思で」認知症の第一人者・長谷川和夫医師の素顔 ◆Vol.2 92歳長谷川和夫氏「100歳調査」に意欲 妻瑞子さん、長女まりさんとともに、完成した本を手にする長谷川氏(南高まりさん提供) ――本の中にも一部書かれていますが、長谷川先生の近況を教えてください。 2020年夏に、軽い熱中症だったのではないかと言われていますけど、胃腸炎になってしまい、療養を兼ねて近所の病院に入院しました。その後、転院先の総合病院で検査をしたところ、日常的に酸素(カニューレ)をつけた方がいいということになりました。母の負担も大きかったですし、夜間に酸素が外れてしまったときに看護師が常駐している方が安心だということで、9月に母と一緒に老人ホームへ入居しました。 ――今はお元気なんですね。 今は食欲も旺盛で、3食きちんと食べていますし、お菓子もよく食べます。 入居して2~3カ月経つと、スタッフやほかの入居者とも慣れてきたようで、「快適だよ」と言っています。 ――新型コロナウイルス感染症のニュースなどもチェックしているのでしょうか。 今でも新聞に目を通し、テレビの7時のニュ...