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ワクチン供給「医薬品卸の配送を進めたい」日医

レポート 2021年3月24日 (水)  岩崎雅子(m3.com編集部)

日本医師会の猪口雄二副会長は、3月24日の定例記者会見で、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)のワクチン供給体制に関する郡市区医師会を対象としたアンケート結果を発表した。高齢者接種のワクチン供給体制を計56.1%が「未定」もしくは「全体的に決まっていない」と回答。猪口副会長は「医薬品卸の配送をもう少し進めたい」と述べ、「(未定の自治体の)多くは地域医薬品卸への協力をお願いすることも含めて協議中と考えている。自治体及び地域の医薬品卸の皆様には医療機関への協力をぜひお願いしたい」と呼びかけた(資料は、日医ホームページ)。 定例記者会見で話す日医副会長の猪口雄二氏 アンケートは、全国の819郡市区医師会を対象に実施。3月12日に開始し、3月23日19時までで572郡市区医師会(1135市町村に対応)から回答があった(速報値は『高齢者ワクチンの供給体制、郡市区医師会の6割以上が未定』を参照)。 (日本医師会新型コロナウイルスワクチンの供給体制に関するアンケートについてより) 4月から開始予定の高齢者接種に関して、ワクチンの接種方法が決まっているかを尋ねると、「集団接種・個別接種の組み合...