「後期研修浪人」が増えている!◆Vol.7
レポート
2009年1月27日 (火)
司会:橋本佳子/まとめ:村山みのり(m3.com編集部)
1986年卒業。専門は外科。大学病院に勤務。初期臨床研修プログラム責任者。 B先生:最近、「後期研修浪人」のような医師が増えてきたように思いませんか?いろいろなところを転々として、それも1-2年間ではなく半年くらいで変わっていたりしていて、履歴書などを見るとものすごくたくさんの病院を回ってきているような医師がいます。 C先生:自分の進路をフィックスできない医師ということですね。自分の道を模索している期間が後の方にシフトしているんですよね。今、われわれの病院に後期研修で来ている医師には、そういう方も結構います。6-7年目になってきた時に、「やはりXXを専門的にやりたい」と考えて出て行く人も多いです。 A先生:そんなことをしていては、他人から遅れを取りますよね。3年目の後期研修医から外科としてやってきた人間と、6-7年目でやっと外科になった人間では、はっきり言ってすごい差ができますね。 C先生:まあ、いろいろ見てこられたという意味では良い面もあるのかもしれませんが。 1995年卒業。大学病院救急部門に勤務。臨床研修では指導医を勤める。 A先生:ですが、だいたいにおいて、科を選ぶというのはそ...
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