AIホスピタルプラットフォーム、2021年度にも登録開始
レポート
2021年4月22日 (木)
岩崎雅子(m3.com編集部)
日本医師会副会長の今村聡氏は4月21日の定例記者会見で、人工知能(AI)を用いて高度診断や治療の支援を行うAIホスピタルの実現に向けた官民連携プロジェクトの進捗状況について説明した。4月1日には厚生労働大臣と経済産業大臣の認可を受けて「医療AIプラットフォーム技術研究組合(HAIP)」が設立。日医も具体的活動に向け、AIホスピタル推進センターの業務規程を策定した。2021年度中にも試行運用のための医師や医療機関、サービス事業者の登録を開始する。
同プロジェクトは「AIホスピタルによる高度診断・治療システム」の社会実装に向け、内閣府の第2期戦略的イノベーション創造プログラムの一環として官民連携で進められている。研究テーマは診療会話の文書化システムやAI技術を活用した内視鏡等の開発、センサー機器・AI等の実証実験など多岐にわたり、外部ベンダーによる画像診断支援の活用も検討している。...
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