「歯科医もワクチン接種担うべき」医師27%、歯科医77%
レポート
2021年4月25日 (日)
小川洋輔(m3.com編集部)
厚生労働省が●特例として認めることとなった歯科医による新型コロナウイルスのワクチン接種。有識者会議が開かれる直前の4月16日~21日にm3.com会員に対して実施した調査では、「歯科医が担うべきだ」と回答した医師は26.6%にとどまった。歯科医は77.3%、薬剤師は41.1%が、自らの職種が接種を担うべきだと答えた。Q 新型コロナのワクチン接種(注射を打つ業務)はどの職種が担うべきだと考えますか(複数回答可) ワクチン接種について「歯科医が担うべきだ」との回答は開業医が23.0%と最も低く、勤務医も27.6%にとどまった。医師の合計では26.6%となる。一方、歯科医では77.3%に上った。 「薬剤師が担うべきだ」との回答は、開業医、勤務医とも2割未満だったが、薬剤師は41.1%と比較的高かった。 Q 勤務先の地域で新型コロナのワクチン接種を担う医療従事者は、医師・看護師だけで足りると思いますか 医師・看護師のみで「感染状況に関係なく可能」との回答は、勤務医よりも開業医で多かった。地域別に見ると、感染が比較的落ち着いている北海道や四国で5割を超えた。Q ワクチン接種について意見を寄...
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