1. m3.comトップ
  2. 医療維新
  3. 内科研修3年間で修了は75%と高率 - 横山彰仁・内科学会専門医制度審議会会長に聞く◆Vol.1

内科研修3年間で修了は75%と高率 - 横山彰仁・内科学会専門医制度審議会会長に聞く◆Vol.1

インタビュー 2021年5月5日 (水)  聞き手・まとめ:橋本佳子(m3.com編集長)

 「新制度で、内科全般の研修ができるようになった意義は大きい」。こう語るのは、日本内科学会の専門医制度審議会会長を務める横山彰仁氏(高知大学呼吸器・アレルギー内科教授)だ。新専門医制度では地域医療への影響も懸念されたが、2次医療圏で見た場合の内科専攻医の充足率は、新制度スタート時は50%強だったが、今では9割を超す。 内科領域は従来、認定内科医を1年で取得し、その後にサブスペシャルティ専門医を取得するのが一般的だった。新制度で内科専門研修3年となり、19領域の中で、最も変化が大きい領域と言える。横山氏に新専門医制度の全般的な受け止め、内科領域の課題などをお聞きした(2021年4月24日にインタビュー。全4回の連載)。...