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救急搬送を断る、「よくある」「ときどきある」が6割◆Vol.2

医師調査 2009年2月9日 (月)  村山みのり(m3.com編集部)

Q.3 勤務先の医療機関において、救急患者の搬送を断ることはありますか 「ときどきある」との回答が全体の約半数。「よくある」と合わせると、約6割に上る。なお、「あまりない」「ほとんどない」との回答率は、高次の救急医療を担う医療機関ほど高かった。 【自由意見】 ・受け入れを断ったことばかりマスコミは責めるが、来ても十分な対応ができない・来て もただ死んでしまうだけ。それでも良いのなら受け入れを断ることはないわけで、うちへ 来たら十分な対応ができずに患者は死ぬしかない、他に対応ができる病院があってそ ちらに行けば助かるかもしれない、という時にほかへ回ってもらうことが悪いことなの か。まともに報道しないマスコミを何とかしないといけない。 ・患者の希望する、マスコミや裁判所が描く救急医療を実現するには、全科が揃い24時 間各科の医師が十分な数働いている病院が各地域に多数存在していなければ実現で きない。それは、救急患者に対応できるように手の空いた医師が多数の救急患者をが 待ち受けていて、入院ベッドも患者を受け入れられるようにいつも空いているものなけ れば実現できないものである。しかし実際に国が...