病院に人工呼吸器を譲渡、新型コロナ対応に備え【事務連絡】
レポート
2021年6月2日 (水)
小川洋輔(m3.com編集部)
厚生労働省は全国の医療機関に人工呼吸器を無償で譲渡することを決め、6月1日から新型コロナウイルス感染症医療機関等情報支援システム(G-MIS)で受け付けを始めた。申請期限は6月30日午後6時まで。8月以降、各メーカーから随時配送される予定だ。
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※問い合わせは厚労省医政局経済課(kokyuki-haifu@mhlw.go.jp)
厚労省が今回、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の医療提供体制強化のために確保したのは7社が製造する14種の人工呼吸器。詳しいカタログもG-MISに掲載している。
申請が確保数を上回った場合、これまでの患者受け入れ実績などを考慮して、厚労省が調整する。厚労省は、申請後の数量変更が困難なことから、受け入れができない過剰な数量を申請しないよう呼びかけている。
譲渡の対象は人工呼吸器を使用する病院で、診療所は対象外。これまでにCOVID-19患者を受け入れていない病院でも申請できる。製品の保証期間は、厚労省が各メーカーから購入した2021年3月31日から1年間で、残存期間は引...
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