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医師から政治家「せっかく助けた命を自ら絶つ人、放っておけない」-種部氏×細井氏◆Vol.1

スペシャル企画 2021年7月2日 (金)  聞き手・まとめ:高橋直純(m3.com編集部)

 若手医師や医学生が憧れの人に会いに行く、m3.com医師会員30万人突破記念・特別企画「あの人に会いたい」。今回、登場していただくのは、富山大学医学部にこの春に学士編入した細井遊布氏と、富山県議会議員で産婦人科医の種部恭子氏。 細井氏は過去に「国境なき医師団」で1年間インターンをしたり、ロンドン公衆衛生熱帯医学大学院で修士号を取得したりするなど、リプロダクティブヘルス・セクシャルヘルス分野への関心が高く、産婦人科医を志望している。種部氏は産婦人科医として大学、市中病院で勤務後、2006年に「女性クリニックWe! TOYAMA」を開業。リプロダクティブヘルス分野の活動にも注力しNPO法人などを立ち上げ、2019年には富山県議会選挙で初当選した。 産婦人科診療現場から見えてくる若者、女性が置かれている現状、医師が政治に関わる意義などについて熱く語り合った。 (2021年5月2日に対談。全3回の連載)。 細井:この春、富山大医学部に学士編入学した細井遊布と申します。神奈川県出身で、大学では国際政治経済学部でコミュニケーション学を勉強しました。大学4年生の時に、「国境なき医師団」で1年間イ...