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学校集団接種、医師の半数が「実施すべき」

レポート 2021年7月5日 (月)  佐藤真希(m3.com編集部)

 学校を会場とする子供たちへの集団接種(学校集団接種)について、m3.com会員に尋ねたところ、開業医の43.1%、勤務医の53.6%、医師以外の54.0%が「実施すべき」と回答し、最多となった。一方で、同調圧力を生むと思うかという設問に対しては「(生むと)思う」が半数以上を占め、実施する場合の難しさなども浮き彫りとなった。Q学校を会場とする子供たちへの集団接種について、どう思いますか(個別接種の体制確保が難しく実施できない自治体を除く)。 開業医の43.1%、勤務医の53.6%、医師以外の54.0%が「実施すべき」と回答したが、「実施すべきではない」の回答も24.4~30.3%あり、意見が分かれる結果となった。 Q 文部科学省や厚生労働省が現時点で推奨しない理由のひとつに、「同調圧力を生みがち」という点が挙げられていますが、集団接種を実施した場合に同調圧力を生むと思いますか。  同調圧力を生むと「思う」が52.7~58.0%と半数以上を占めた。また自由記述では、「教育で解決すべき」「それを理由に集団接種を実施しないのはどうかと思う」など、同調圧力を生む可能性があっても集団...