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【大分】小児科医の「リアルボイス」を発信、医局員の増加にも貢献‐岡成和夫・大分大学医学部小児科学講座医局長◆Vol.1

インタビュー 2021年7月23日 (金)  堀勝雄(m3.com契約ライター)

 大分大学医学部小児科学講座では、2015年に開設したホームページ上で小児科医たちの生の声を発信している。仕事と育児の両立や男性医師の育休取得などにも積極的に取り組み、その成果をインタビュー形式で紹介している「リアルボイス」のコーナーが魅力的だ。大分大学医学部小児科学講座医局長の岡成和夫氏に、「リアルボイス」のコーナーを始めた経緯や成果について聞いた。(2021年6月10日オンラインインタビュー、計2回連載の1回目) 小児科学講座医局長・岡成和夫氏 ――「リアルボイス」のコーナーを始めた経緯を教えてください。  2014年に小児科学講座の現教授である井原健二先生が3代目の教授に就任したのですが、それまでの小児科のイメージを一新するべく、2015年にホームページを開設し、「リアルボイス」のコーナーを作りました。目的は、大分県内のみならず、九州、さらには全国の医学生や研修医の方々にわれわれの実情を広く知ってもらうことでした。 ――魅力的な研修制度や育児支援制度があることをアピールしたかったのですか。 当時はまだそうした制度が整備されてなく、純粋に自分たちのありのままの姿を伝えるこ...