大学病院では「学術論文を検索」増加5割超◆Vol.4
医師調査
2021年7月31日 (土)
大西裕康(m3.com編集部)
「コロナ禍の外来診療・処方行動と次期診療報酬改定」をテーマに実施したアンケートでは、医薬品に関する情報収集について、「インターネットでの入手」と「対面での情報収集」に分けてコロナ禍での変化を聞いた。インターネットでの入手で増えたのは、「医療情報系サイトを活用する」が全ての属性で10ポイント以上の差を付けて最多になった(複数回答)。全体で2番目の回答になった「添付文書などを検索する」(37.3%)は、公立・公的病院(42.3%)、民間病院(33.3%)、診療所(40.5%)でも2番目の回答となった一方、大学病院では「学術論文を検索する」(56.0%)が2番目の答えになった。Q:コロナ禍で医薬品に関する情報をどのように得る機会が増えましたか。(複数回答)
[インターネットでの入手]
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対面での情報収集では、全体で「特に変わりはない」(51.9%)が圧倒的に多かったが、大学病院では「先輩医師や同僚、学友に意見を問う」(40.0%)が「特に変わりはない」(32.0%)を上回って最多だった(複数回答)。公立・公的病院でも「先輩医師や同僚、学友に意見を問う...
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