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元英国GPが見た日英のコロナ対応【ダイジェスト】

オピニオン 2021年8月14日 (土)  m3.com編集部

 「家庭医」が地域住民の医療への入り口となるイギリス。約12年間のイギリスでの家庭医療医(GP)としてのご経験後、現在はNTT東日本関東病院総合診療科部長の佐々江龍一郎氏の連載、「英国GP、日本に戻る」。  患者との向き合い方の違い、日本で感じた処方をめぐる壁などについて、日英の医療事情を比較しながら寄稿をいただいています。  2019年2月に開始した連載は2021年7月までに、計23回を数えます。2020年に入り当然ながら新型コロナウイルス感染症(COVID-19)に関連する内容が増えました。2021年に掲載した連載をダイジェスト版としてまとめましたので、ぜひこの機会にご一読ください。 佐々江氏のコメント この連載の始まりは、私が日本帰国当時ある会で編集者さんと偶然同席させていただいたことがきっかけでした。突然「先生も執筆をしてみませんか?」と提案され、非常に迷ったことを良く覚えています。なにしろ当初は「日本語での執筆経験はゼロ」、「漢字もまともに書けない」など不安要素はたくさんありました。それでも、「英国の医療経験が微力でも日本の医療に役に立てれば本望だ」と執筆を決断しました...