第9回あじさいネット研究会:第2部事例報告と総合討論会
スペシャル企画
2021年8月27日 (金)
m3.com編集部
地域医療ネットワークの先駆け的存在である、長崎の「あじさいネット」。その第9回研究会が2021年6月19日、オンラインで開催されました。 主催のNPO法人長崎地域医療連携ネットワークシステム協議会の協力を得て、講演動画を順次掲載していきます。 プロローグと第1部事例報告 6月19日公開 「あじさいネット」は、2004年に拠点病院のカルテ情報共有するシステムからスタート、今では▽診療支援機能、▽医療従事者の生涯教育支援機能、▽医療機関間の連携強化(共同診療)――などの機能を兼ね備え、地域の医療の質向上を目指しています。現在カルテの閲覧共有に参加しているのは長崎県内の38病院。 プロローグでは、長崎大学病院医療情報部准教授の松本武浩先生が「あじさいネット」の全体像を紹介。コロナ禍では、▽入院患者の面会制限(かかりつけ医が、紹介先の病院の入院カルテを閲覧しながら家族に説明するなど)、▽テレビ会議システムの活用(各種会議や症例検討など)、▽病院外来の滞在時間短縮(診療所での検査データを病院側で共有するなど)、▽オンライン診療――といった多様な活用をしています。 続く第1部では、「あじさいネット...
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