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「医師の高度技能」巡り見解分かれる、働き方検討会

レポート 2021年9月16日 (木)  水谷悠(m3.com編集部)

 厚生労働省の「医師の働き方改革の推進に関する検討会」(座長:遠藤久夫・学習院大学経済学部長)は9月15日、卒後6年目以降の医師向けの時間外労働上限「集中的技能向上水準」(C-2水準)の対象となる「高度技能」の範囲を巡って構成員の見解が分かれ、結論は次回に持ち越しとなった。多くの医療機関から多数の申請があって修練のための症例の奪い合いとなることを懸念する声が上がる一方で、審査組織がやみくもに認めるわけではないとの意見もあり、決着が付かなかった(資料は厚労省のホームページ)。 前回会議で厚労省が提案した、医師労働時間短縮計画をS、A、B、C、Dの5段階評価は「医療機関のランキングのようだ」などの懸念を受けて撤回し、「十分」、「改善の必要あり」などの文章で評価する方法を提案、了承された。社会医療法人ペガサス理事長の馬場武彦氏から「評価の公表時に具体的に支援の方針に踏み込んでもらった方がいい」、全日本自治団体労働組合総合労働局長の森本正宏氏から「文章による公表にしたとしても労務管理、短縮の取り組みがどの評価段階に位置するか、全体評価の定型文を盛り込む形で分かりやすく記載してほしい」などの注文...