3回目接種、医療従事者は年内開始へ、河野大臣

河野太郎行政改革担当大臣は9月21日の記者会見で、新型コロナウイルス感染症（COVID-19）のワクチン接種について、医療従事者の3回目接種は年内に必要になるという認識を示した。また接種の予約については、1回目・２回目とは違う方法になる可能性も示した。 9月21日のオンラインでの会見で話す河野氏 厚生労働省は9月17日、厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会で3回目接種の議論を開始した。河野氏は「追加接種の必要があるという共通認識の下、さまざまな知見を踏まえて2回接種完了からおおむね8カ月以上というような議論がなされていると承知をしている」と述べ、イスラエル、フランス、ドイツ、イギリスといった諸外国で3回目接種が開始されたことも挙げた。 その上で、医療従事者の先行接種は2月下旬に始まったことから、年内に3回目接種が必要になるとの認識を示した。また4月中旬に接種を開始した高齢者の3回目接種は「年明けということになる」と述べた。 3回目接種の場合の接種券については、VRSに入力されたデータを活用して2回目接種からおおむね8カ月後の人を対象に接種券を送ることになるとして、「接種に関するデータ...