政策提言組織 「医療政策国民フォーラム」発足
レポート
2009年5月22日 (金)
村山みのり(m3.com編集部)
日本医療政策機構は、医療政策の提言を行うための民間会議「医療政策国民フォーラム」を発足し、5月20日に第1回検討会を開催した。同フォーラムは、衆議院議員の総選挙を前に、医療提供者、政策立案者、市民・患者、ジャーナリストという、医療にかかわる多方面の委員によって、党派・立場を超えた、あるべき医療政策の前提となる現状認識・提言を行うことを目的とするもの。 直近の目標としては、次の総選挙において各政党が国民に問うべき医療政策の重要論点と政策の選択肢を提示する。6月上旬までに医療提供者、有識者など、上述の5つのステークホルダーごとに議論を進めた後、6月18日を目途に「マニュフェスト」として提言の取りまとめを行う。また、総選挙後には新政権に対する緊急提言を発表する計画。 現時点での委員は約30人で、今後必要に応じて拡大を図っていく予定。参加メンバーは以下の通り。 ◇顧問 奥田 碩(トヨタ自動車株式会社相談役)、金澤 一郎(日本学術会議会長)、田原 総一朗(ジャーナリスト) ◇政策委員 【医療提供者】 内田 健夫(内田医院理事長)、落合 慈之(NTT東日本関東病院院長)、河北 博文(河北総合病院理...
m3.comは、医療従事者のみ利用可能な医療専門サイトです。会員登録は無料です。