m3.com トップ > 学会速報 > 第56回 日本糖尿病学会
糖尿病患者では手のこわばり、手指の動きの制限、神経障害などの手指機能障害が多く見られることが明らかにされているが、インスリン自己注射や糖尿病自己管理において手指機能障害の影響を...続きを読む
2型糖尿病患者の糖毒性の解除にはインスリン治療が有用であり、糖毒性軽減後の糖尿病治療薬を選択する際には、内因性インスリン分泌能の評価が参考になる。しかしながら、糖尿病治療薬選択...続きを読む
大阪大学大学院医学系研究科内分泌・代謝内科の岩橋博見氏らの研究グループでは、これまでに、健診受診者を対象に内臓脂肪蓄積と糖尿病発症との関連を検討しており、内臓脂肪蓄積者では推定...続きを読む
1型糖尿病患者において、従来の持効型インスリン1日1回投与では24時間作用が持続せず、1日2回投与を必要とする場合がある。また、従来の持効型インスリンは作用のピークが存在し、夜...続きを読む
近年、減量法や糖尿病治療として低炭水化物食(糖質制限食)が注目されている。実際に低炭水化物食は短期的(数週間から数年間)の減量や動脈硬化リスクの改善に有効であることが示唆されて...続きを読む
高血糖・糖毒性状態にある2型糖尿病患者に強化インスリン療法を導入して糖毒性を解除した後、インスリンから離脱できる患者がいる一方で、そのままインスリンを必要とする患者も存在する。...続きを読む
高齢の糖尿病患者では、非糖尿病患者と比べ転倒のリスクが高く、また、転倒による骨折は、日常生活動作(ADL)の著しい低下を起こすことが懸念されることから、その予防が重要と考えられ...続きを読む
大規模臨床試験により重症低血糖が糖尿病患者の死亡リスクと関連することが示唆されているが、現在、患者の無自覚性低血糖を予測することは困難である。そこでKKR札幌医療センター代謝内...続きを読む
最近、日本でもメトホルミン2,250mg/日までの増量が可能になったが、メトホルミンは中等度以上の腎機能障害例では乳酸アシドーシスのリスクがあるため禁忌とされており、糖尿病患者...続きを読む
食習慣が糖尿病の発症に大きな影響を及ぼすことは周知だが、炭水化物、脂質の摂取量が将来の糖尿病発症にどのような影響を及ぼすのか十分に検討されていない。なお、「日本人の食事摂取基準...続きを読む
2013年5月16日、第56回日本糖尿病学会年次学術集会が熊本市で開幕した。5月16日~18日の3日間に渡り、近年著しい進展を見せる糖尿病学・糖尿病医療の最新成果が発表される。...続きを読む