m3.com トップ > 学会速報 > 第77回 米国糖尿病学会
インクレチンは、膵外分泌や細胞増殖促進などの作用があるため、膵臓に対する悪影響も懸念されている。今回、Autier氏(フランス、International Prevention...続きを読む
CVD-REAL試験は2型糖尿病患者を対象とした国際共同観察研究である。本試験では、他の経口血糖降下薬と比べてSGLT2阻害薬の投与例では総死亡と心不全による入院のリスクが低い...続きを読む
インスリン治療を行う患者にとって、適切な生活習慣を維持し、インスリン治療を継続することは容易ではない。また、患者側のどのような因子がどの程度血糖コントロールに影響しているのかに...続きを読む
2型糖尿病ではβ細胞機能の低下、インスリン抵抗性の増大が認められるが、診断時の血管障害とβ細胞機能低下、インスリン抵抗性との関連性はほとんど検討されていなかった。そこでDaur...続きを読む
重症低血糖によって引き起こされる突然死のメカニズムは十分に解明されているわけではない。今回、のReno氏(米国、Utah University)は、低血糖による突然死には不整脈...続きを読む
本シンポジウムでは、2型糖尿病患者を対象にベーサルインスリン製剤であるインスリン デグルデク(IDeg)の心血管安全性を検討した、DEVOTE試験の結果が報告された。セッション...続きを読む
時計遺伝子には、脳内で機能する中枢時計遺伝子と、β細胞や骨格筋細胞で発現する末梢時計遺伝子がある。末梢時計遺伝子と食事の間には深い関係があり、食事は末梢時計遺伝子の働きを介して...続きを読む
本シンポジウムでは座長はRatner氏(米国、Chief Scientific & Medical Officer for the ADA)がつとめ、糖尿病領域または循環器領域...続きを読む
食習慣は肥満、脂質異常症、糖尿病などの代謝性疾患と密接に関係しているが、食習慣を朝食、昼食、夕食に分けて血糖値に及ぼす影響を検討した報告はない。今回、愛媛大学大学院医学系研究科...続きを読む
本研究は現在開発中の週1回皮下投与のヒトGLP-1アナログであるセマグルチドの有効性と安全性を検討した5つの臨床の総合解析である。演者であるLingvay氏(米国、Dallas...続きを読む
既報のメタアナリストでは、2型糖尿病患者においてベーサル-ボーラス(Basal-Bolus)療法に対するベーサルインスリン+GLP-1受容体作動薬(GLP-1RA)併用療法の優...続きを読む
セマグルチドは現在開発中の週1回皮下投与のヒトGLP-1アナログである。Ahmann氏(米国Portland)は、セマグルチドの有効性と安全性を検討した臨床試験SUSTAIN ...続きを読む
糖尿病では非重度低血糖の治療に経口糖質摂取が行われるが、カロリーの過剰摂取、高血糖状態を招きかねないことが課題であった。低用量グルカゴン(mini-doseグルカゴン)は糖質補...続きを読む
PRECISE II 試験は1型糖尿病と2型糖尿病を対象に、新規埋め込み型血糖モニタリング装置Eversense ® CGM systemの有用性を検討した前向き単盲検...続きを読む
2017年6月9日、第77回米国糖尿病学会(ADA2017)がカリフォルニア州サンディエゴで開幕した。これから13日までの5日間、糖尿病専門医を中心...続きを読む