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第62回日本透析医学会学術集会・総会 (2017年6月16日~18日)

取材速報(全16件)

GLに則った使用方法でクエン酸第二鉄の腎性貧血改善効果を前向きRCT(ASTRIO Study)で検証
2017年6月20日

 高リン血症および腎性貧血は慢性腎臓病(CKD)の合併症である。鉄含有の高リン血症治療薬であるクエン酸第二鉄は、血清リン濃度の低下作用のみならず、一部の鉄吸収によって腎性貧血改善...続きを読む

高齢血液透析患者に即した「簡易版・総合機能評価」を考案し、その妥当性を検討
2017年6月20日

 老年医学においては総合機能評価(CGA)が行われており、その有用性は高齢血液透析(HD)患者においても報告されている。たちばな台透析センターの鈴木 志穂氏らは、HD患者により即...続きを読む

透析患者の栄養状態と死亡は、高齢者でより関連が高い可能性を示す
2017年6月20日

 少子高齢化、さらに透析技術の向上もあり、透析患者の高齢化が進んでいる。一般に、高齢者は低栄養に陥るリスクが高いが、透析患者も例外ではない。透析患者において、栄養状態は中長期的な...続きを読む

増加する透析患者のサルコペニアを見逃さない、クリニックで実施する簡便なスクリーニングの試み
2017年6月20日

 近年、透析患者の高齢化に伴い、サルコペニア患者の増加が指摘されている。サルコペニアは転倒の要因のみならず予後へも悪影響を及ぼすため注意が必要である。しかし、診断に必要な筋肉量の...続きを読む

血液透析患者の血清亜鉛、血清セレンの血中濃度は加齢の影響を受け低下する
2017年6月20日

 亜鉛、鉄、銅、セレンなどの微量金属類は生体調節等に必要不可欠なものであり、血液透析患者の血清セレン濃度低下が心血管系合併症をもたらすことや、亜鉛欠乏が種々の障害をもたらすことな...続きを読む

災害時の透析用原水と水質の確保のために―平成28年(2016年)熊本地震を経験した技士の立場から
2017年6月20日

 災害時には、供給水源や水道管の破損などにより、透析用原水の水質基準管理が困難となる可能性がある。国家公務員共済組合連合会熊本中央病院 臨床工学科の橋口 誠一氏によれば、平成28...続きを読む

透析導入時のヘモグロビン低下(Hb dip)は予後を悪化させるため、保存期から継続した貧血管理が重要
2017年6月20日

 透析導入前後のCKDは、保存期と透析期で区分されることが多いが、透析期の準備として保存期のうちに腎臓専門医を受診することが予後に影響するとされ、保存期、透析導入期、維持透析期を...続きを読む

透析患者の鉄評価はTSATを活用し、鉄が枯渇する前の持続的な経口による鉄補充療法を優先すべき
2017年6月19日

 腎性貧血はエリスロポエチン(EPO)の欠乏を主因とするCKDの重大な合併症のひとつである。わが国では2004年、2008年、2015年に治療ガイドラインが作成されており、これら...続きを読む

透析患者の低体重は骨密度相関。骨代謝マーカーのALPと骨密度の相関は弱く、PTHとは相関を認めず
2017年6月19日

 透析患者の骨折リスクは非透析患者の約4倍、さらに、骨折後1年間の死亡率は約2.5倍にのぼる。骨折はADLの低下や、生命予後を悪化させることから、透析患者においても予防が欠かせな...続きを読む

クエン酸第二鉄はヘモグロビン・サイクリングを抑制し、赤血球の質の均一化をもたらす可能性がある
2017年6月19日

 透析患者の目標ヘモグロビン(Hb)値を維持する重要性は広く知られているところである。昨今数々の臨床試験により、Hbの“値”だけでなくその“変動(Hbサイクリング)”が生命予後と...続きを読む

透析患者の貧血管理では、鉄補充療法の評価指標にトランスフェリン飽和度(TSAT)の有用性が示唆される
2017年6月19日

 貧血管理において体内鉄動態の正確な評価は不可欠である。「2015年版 慢性腎臓病患者における腎性貧血治療のガイドライン」では、鉄代謝の指標として血清フェリチン値とTSATを推奨...続きを読む

鉄欠乏はリスク~貧血を伴わない鉄欠乏(IDWA)は心疾患の増悪因子である
2017年6月18日

 貧血は、CKDの代表的合併症であると同時に、腎障害や心疾患を悪化させる危険因子である。さらには、貧血を伴わない鉄欠乏(IDWA:iron deficiency without ...続きを読む

クエン酸第二鉄投与(経口)は血清鉄を増加させ、含糖酸化鉄投与(静注)で認める炎症を引き起こさない
2017年6月18日

 CKD患者の腎性貧血治療において、鉄補充療法は欠かせない。しかしながら、静注鉄剤投与では、酸化ストレスをはじめとする炎症が増強され、感染症やCVDイベントリスクが増加するとの報...続きを読む

二次性副甲状腺機能亢進症のない透析患者で、活性型ビタミンDの心血管イベント抑制効果を示せず(J-DAVID)
2017年6月18日

 二次性副甲状腺機能亢進症の標準的治療薬として広く使用されてきた活性型ビタミンD製剤(VDRA)が、近年、「長寿ホルモン」として注目されている。これまでに、VDRAを投与した透析...続きを読む

金沢医科大学が、人工知能(AI)を活用した腎性貧血の病態解析によってオーダーメイド治療の可能性を提唱
2017年6月18日

 腎性貧血は、CKD患者のQOLのみならず心血管疾患の発症や生命予後などと関連する重要な病態である。「CKD患者における鉄代謝を再考する」と題したワークショップの冒頭、金沢医科大...続きを読む

第62回日本透析医学会学術集会・総会が横浜で開幕
2017年6月18日

 本日6月16日、第62回日本透析医学会学術集会・総会が横浜で開幕した。  本年のテーマは「変革期に来た透析医療―明るい未来を築くために―」。  開会式で、会長の中元...続きを読む

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