m3.com トップ > 学会速報 > ASCO GU 2019(米国臨床腫瘍学会泌尿器がんシンポジウム)
チロシンキナーゼ阻害剤(TKI)治療では、有害事象として下痢が高頻度で認められる。TKIにより誘発された下痢の治療法はプロバイオティクスが一般的であるが、標準治療は確立されてい...続きを読む
カボザンチニブは、MET、VEGFR2、AXLを阻害するチロシンキナーゼ阻害薬(TKI)である。VEGFR TKIが無効となった転移性腎細胞癌(mRCC)患者を対象とした第Ⅲ相...続きを読む
ラジウム-223(ゾーフィゴ®)は、ALSYMPCA試験の結果に基づいて米国食品医薬品局(FDA)が承認した放射性医薬品で、症候性骨転移を有するが、内臓転移がない去勢抵...続きを読む
ダロルタミドは、新規の経口アンドロゲン受容体(AR)阻害剤であり、非転移性去勢抵抗性前立腺癌(nmCRPC)患者を対象とした第Ⅲ相試験ARAMISでプラセボよりも無...続きを読む
世界保健機関(WHO)の2015年の統計によると出生時平均余命は、世界では71.4歳、日本では80.5歳であり、世界的に長寿化が進んでいる。こうした状況の中、高齢患者の多い前立...続きを読む
転移性腎細胞癌(mRCC)の1次治療において、スニチニブの有効性は高いことが示されているが、有害事象などにより十分な用量を投与できないケースが多い。一方、アキシチニブはmRCC...続きを読む
CheckMate214試験は、腎細胞癌(RCC)に対する一次治療としてニボルマブ+イピリムマブ併用(NIVO+IPI)とスニチニブ(SUN)の有効性と安全性を比較検討した国際...続きを読む
ホルモン感受性病変に対するドセタキセル6サイクル+アンドロゲン除去療法(ADT)後に病勢進行(PD)となった転移性去勢抵抗性前立腺癌(mCRPC)患者における既存治療の有効性の...続きを読む
ラジウム-223は米国食品医薬品局(FDA)および欧州医薬品庁(EMA)で承認されたα線放出性の放射性医薬品で、症候性骨転移を有する去勢抵抗性前立腺癌(mCRPC)の治療に用い...続きを読む
上部尿路上皮癌(UTUC)への標準治療は根治的腎尿管摘除術(RNU)であるが、術後化学療法(AC)の有用性は明確ではない。ACの適応は、RNU後の病理学的所見に基づいており、理...続きを読む
去勢抵抗性前立腺癌(CRPC)の治療において、血液脳関門(BBB)通過による中枢神経系(CNS)関連有害事象が発現するのは、アンドロゲン受容体(AR)阻害剤だけである。一方、経...続きを読む
PD-1阻害薬であるペムブロリズマブは、ドセタキセル不応の転移性去勢抵抗性前立腺癌(mCRPC)および治療歴がありPD-L1陽性の進行前立腺癌に対する有効性が示されている1-3...続きを読む
膀胱全摘除術(RC)を施行する膀胱癌では術前化学療法が標準治療であるが、RC後の術後化学療法の有用性は十分に確立されていない。そうした中、エジプトNational Cancer...続きを読む
Prostate Cancer Research International:Active Surveillance(PRIAS)は、臨床病期T1cまたはT2、PSA値10ng...続きを読む
非転移性去勢抵抗性前立腺癌(nmCRPC)は、増悪および死亡のリスクが高いことが知られている1)。近年、nmCRPCに対するエンザルタミドやアパルタミド等のアンドロゲン受容体(...続きを読む
2019年2月14日、the 2019 Genitourinary Cancers Symposium(ASCO GU 2019)がカリフォルニア州サンフランシスコで開幕した。...続きを読む