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第49回 欧州糖尿病学会(EASD2013) 【開催期間:2013年9月23日~27日】
2013年9月27日
日本人の2型糖尿病患者ではインスリン分泌能低下例が多く、SU薬は依然として中心的な薬剤の一つであるが、SU薬は体重増加や低血糖といった問題があり、またβ細胞の機能低下が進行した場合には作用機序の異なる治療薬が必要とされる。京都大学大学院医学研究科 糖尿病・内分泌・栄養内科学の稲垣暢也氏らは、SU薬のグリメピリドで血糖コントロール不良の日本人2型糖尿病患者を対象にSGLT2(ナトリウム・グルコース共輸送体2)阻害薬の一つルセオグリフロジンを追加投与した臨床試験の結果を9月26日に報告した。稲垣氏... 続きを読む