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第74回 日本臨床外科学会総会 【開催期間:2012年11月29日~2012年12月1日】
2012年12月1日
外科的に最も件数が多い手術の一つ、鼠径ヘルニア治療においても腹腔鏡下からさらに単孔式腹腔鏡下と低侵襲および整容性の向上を目指す流れがある。しかし、その適応については十分明らかになっておらず、明確な基準は得られていない。そこで川崎幸病院消化器病センター外科の小根山正貴氏らは、腹膜外アプローチ(TEP法)による単孔式腹腔鏡下鼠径ヘルニア根治術(Single TEP法)の成績を後ろ向きに集計し、その適応を検討、11月30日のシンポジウムで発表した。 今回の検討の対象... 続きを読む