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第85回 日本胃癌学会 【開催期間:2013年2月27日~2013年3月1日】
2013年3月1日
胃癌におけるHER2発現は、トラスツズマブの効果予測因子となることが示されているが、HER2発現そのものが胃癌の予後と関係しているのか十分に明らかとはなっていない。そこで大阪大学消化器外科共同研究会では切除胃癌を対象としてHER2発現と術後全生存期間(OS)の関連を検討し、その結果を大阪大学消化器外科の黒川幸典氏が2月28日のシンポジウムで発表した。黒川氏は切除胃癌において臨床背景因子にかかわらず、HER2陽性は有意な予後不良因子として認められたと解説した。 ... 続きを読む