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第53回 日本呼吸器学会 【開催期間:2013年4月19日~21日】
2013年4月22日
II型肺胞上皮細胞由来の血清バイオマーカーKL-6、SP-A、SP-Dはわが国の間質性肺炎の診断・治療に応用されている。一方、欧米ではこれら血清バイオマーカーは研究目的に測定されているのみであり、臨床への応用はわが国に限られている。そこで、広島大学分子内科学の河野修興氏、石川暢久氏らは間質性肺炎の早期発見におけるこれら血清バイオマーカーの有用性、および欧米人(ドイツ人)でも同様に有用であるか検討を行った。その結果を石川氏が4月20日のミニシンポジウムで発表し、特にKL-6が間質性肺炎の早期発見... 続きを読む