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第51回 日本癌治療学会学術集会 【開催期間:2013年10月24日~26日】
2013年10月27日
近年、切除不能胃がんに対してS-1を中心とした化学療法が進歩し、治療成績の向上を認めている。札幌医科大学医学部腫瘍・血液内科の佐藤康史氏らは過去に切除不能胃がんにDCS療法(ドセタキセル+シスプラチン+S-1)を施行することで、多くの症例で治癒切除可能となり、良好な予後が得られることを報告している。そこで今回、佐藤氏らはDCS 療法にHER2陽性胃がんへの有効性が認められているトラスツズマブを併用したDCS-T療法の忍容性試験を実施し、その結果を10月26日に発表した。佐藤氏は、DCS-T療法... 続きを読む