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第60回 日本透析医学会学術集会  【開催期間:2015年6月26日~28日】

高リン血症治療薬をクエン酸第二鉄に切り替えることで血清リン値の低下に加え、ESA製剤使用量の低減、便秘の改善を介したQOL向上にも寄与

2015年6月28日 

 高リン血症治療薬は吐気や便秘などの消化器症状の副作用が起こりやすいことが課題である。透析患者は便秘に悩まされていることが多く、高リン血症治療薬が効果不十分であっても投与量を増やすと消化器症状や便秘がさらに増悪する可能性があり、服薬アドヒアランスの低下も懸念される。クエン酸第二鉄は新規の高リン血症治療薬であり、血清リン値の是正効果に加えて、鉄を含有していることから貧血にも好影響を及ぼすと考えられる。そこで諸隈病院薬剤部の園田利広氏らは、透析患者の高リン血症治療薬を炭酸ランタンからクエン酸第二鉄に... 続きを読む