m3.com トップ > 学会速報 > 第61回 日本透析医学会学術集会> 取材速報

第61回 日本透析医学会学術集会  【開催期間:2016年6月10日~12日】

透析導入時の血清補正カルシウム濃度は生命予後と関連する

2016年6月11日 

 透析導入患者の高い血清カルシウム(Ca)濃度は、予後不良因子であることが知られている。しかし、保存期から透析導入時の血清Ca濃度と予後の関係は、いまだ十分な知見が得られていない。そこで名古屋第二赤十字病院腎臓内科の稲熊大城氏らは、愛知県下17施設の新規透析導入症例を対象に、この問題を検討した。その結果、透析導入時に補正Ca濃度が高い症例は、ADLが悪く、生命予後不良であることがわかった。そして、その原因としては、血管石灰化による臓器障害の進行の可能性が示唆された。  この研究は、愛知県の透析... 続きを読む