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第76回 米国糖尿病学会(ADA2016)  【開催期間:2016年6月10日~14日】

糖尿病患者における神経障害リスクは、メトホルミン2,500mg/日以上で上昇、未満で低下する結果に

2016年6月14日 

 メトホルミンは、2型糖尿病治療における選択肢の1つであるが、メトホルミンを4.3年間投与された患者のうち、約30%はビタミンB12(VB12)の吸収不良、約20%は血清VB12低値を来たすとの報告がある(BMJ 2010; 340: c2181)。VB12は神経系において重要な役割を担い、VB12欠乏症は末梢神経障害の重症化と関連する。メトホルミンによる血清VB12低下には用量依存性があることから、メトホルミンが糖尿病神経障害を悪化させる可能性があるが、この点を検討したエビデンスはほとんどない... 続きを読む