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第67回 米国肝臓学会議(AASLD 2016)  【開催期間:2016年11月11日~15日】

経口Zn補充、肝機能の改善と肝細胞癌リスク軽減に有用な可能性

2016年11月16日 

 血漿中の亜鉛(Zn)濃度は、慢性肝疾患の進行に伴って徐々に低下する。Znはスーパーオキシドジスムターゼ(SOD)の活性中心に局在し、活性酸素種(ROS)の除去に重要な役割を果たしている。また、Znは微量元素として、発癌過程で必要な非遺伝子性の修飾誘導や肝再生、グルタミン酸脱水素酵素やオルニチントランスカルバミラーゼなどによる肝代謝を含めた生命維持に重要な代謝酵素群の活性化にも必須である。これらのことから、慢性肝疾患患者ではZn補充は重要だと考えられている。今回、大阪労災病院 消化器内科の法水 ... 続きを読む