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第62回日本透析医学会学術集会・総会  【開催期間:2017年6月16日~18日】

災害時の透析用原水と水質の確保のために―平成28年(2016年)熊本地震を経験した技士の立場から

2017年6月20日 

 災害時には、供給水源や水道管の破損などにより、透析用原水の水質基準管理が困難となる可能性がある。国家公務員共済組合連合会熊本中央病院 臨床工学科の橋口 誠一氏によれば、平成28年(2016年)熊本地震では、熊本県内の透析施設のうち約1/3が水道管損壊により断水に陥ったという。また、透析原水に井戸水を使用している透析施設では、原水の濁度が上昇して、透析用水作製が困難であった。橋口氏の施設も、断水のために一時期透析不能となった。濁度の高い井水の使用に苦慮した経験などを踏まえ、現在着手している利水計... 続きを読む