副腎皮質ステロイド、小児血管腫由来幹細胞の血管形成抑制

マウスモデルおよび血管腫由来細胞を用いて、デキサメタゾンの小児血管腫に対する作用機序を検討。マウスモデルで小児血管腫由来幹細胞の血管形成能が用量依存的に抑制された。デキサメタゾンによりin vitroで血管腫由来幹細胞のVEGF-A発現が阻害され、また、VEGF-A発現のサイレンシングによりin vivoで血管形成の抑制が認められた。...